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相続・遺言亡くなった父の借金

 父が先月亡くなったのですが、相当な額の借金をしていたようなのです。今、私が住んでいるところの土地と建物は、父の遺産なので、できれば相続をしたいのですが、私は、どうしたらよいでしょうか?

 そうですか。さぞやお力落としのことでしょう。心よりお悔やみ申し上げます。あれこれと時間のない中、相続のことを調べなければならないのは本当に大変です。

借金だけ相続しないことはできる?

 あなたは、お父さんの遺産のうち、少なくとも、あなたがお住まいの土地と建物は相続したい、しかし、お父さんの遺産を相続すると、お父さんの借金も相続してしまうのではないか、そして、お父さんの借金が膨大なものだったら大変だ、とお悩みなのですね。
 確かに、あなたが、お父さんの遺産を相続すると、土地や建物と一緒に、お父さんの借金も相続してしまいます。このままでは、借金だけを相続しないようにすることはできません。まずは、借金の額がいくらかを調べる必要があるでしょう。

相続放棄

 もし借金の額が、土地と建物の価格を上回っているときは、相続の放棄をした方がよいかもしれません。ただ、あなたが相続の放棄をすると、あなたは初めからお父さんの相続人ではなかったことになるので、次に相続人となる方(たとえば、お父さんの親や兄弟)も相続の放棄をするかしないかを検討した方がよいでしょう。

限定承認

 お父さんの遺産総額が不明のときは、限定承認という方法もあります。限定承認とは、プラスの相続財産(あなたの場合は土地と建物)の限度で、マイナスの相続財産(お父さんの借金)を支払うという条件で相続を承認するものです。限定承認をすれば、あなたが相続する財産が「ゼロ」になることはあっても「マイナス」となることはありません。

 また、「将来自分が亡くなったときのために遺言をしたいのだが、その方法がわからない」、「亡くなったのが随分前で誰が相続人になるのかわからない」、「相続人のうちの一部と遺産分割協議がまとまらない」、「相続の登記はいつまでにしなければならないのか」、「家族が亡くなったが、遺産管理について、そもそも何をすればよいのかわからない」などの疑問を誰に聞いたら良いのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。

 そのようなときは、お気軽に私たちに、ご相談ください!

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